工場に籠りたい。

若旦那衆やシズオカポトフで出店の多い最近ですが、

秋冬に向けての商品開発も実はコツコツ進めています。(・∀・)


業界内でも色々な動きがあって、

「こういう商品はできないか?」

「ああいうのはどうか?」

などなど、お客さんと膝を突き合わせて相談してますが、

やはりどの地方のどの練製品メーカーも発想は得てして似通るもので、

いかにして特徴を出すか、はの字らしさを出すのか、

という点が最終的には決め手になるな~、というのが現在の状況です。

こっからが一番ムズイっていうね。(;´∀`)


試作を繰り返していると何が正解か分からなくなったりする時もあるんですが、(笑)

そういう時にこそ基本に立ち返るのが大事なので、

僕は「鈴廣かまぼこ」さんが出された

この「かまぼこのひみつ」を読んで気分転換をする事が結構あります。(∩´∀`)∩

多分今でも、鈴廣さんのお膝元である小田原風祭の「かまぼこの里」で買えるはずです。

内容は、かまぼこの作り方が写真入りで丁寧に書いてあったり、

かまぼこに使用する魚の種類や、かまぼこの歴史について書いてあったり、

シンプルで分かりやすいわりに、かなり本格的な内容で、

子供から大人まで楽しめる内容の本になっています。


うちは板付きかまぼこを作っているわけではないですが、

すり身を仕上げる上で重要な事は一緒なので、

これを読んで、

「基本はコレだから、ここを基準にどういう方向にいくのか。」

っていうのを自分なりに考えて、現場での試作に活かしてもらったりします。


そんでまた明日も試作。

来週入ってからも試作ですハハハ。(;^ω^)

この時期はとにかく試作が多いですが、

それが面白くもあり、勉強にもなり、成果にもつながっていくので、

やはり、開発をし続けてこそメーカーだって事なのでしょう。٩( ''ω'' )و


僕もまた、シズオカポトフ用の練物やクリスピーコングの新作とか、

工場に籠って試作するだけの日を作ろうと思います。

山籠もりならぬ「工場籠り」。( `ー´)ノ

実はこれが一番気楽で楽しかったりして。(笑)


それではまた明日の更新で~!






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焼津でさつま揚げ、作ってます。

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