もう秋の話。

新商品提案のタイミングというのは、

「今日こういうの作ったけど、どう?(゚Д゚)」

「いいね!来週から売ってみよう!(゚∀゚)」

ってなる事はほぼ無くて、(特に業務用製品とか。)

少なくとも3カ月以上前に提案をする、もしくはその時点で決めなきゃいけない、

っていうのが当たり前。

少なくともうちの仕事ではこんな感じで、

業界や取引先によっては、半年とか一年とか前から提案の話をしている、

なんて事もあると思います。


おそらく食品業界はそのスパンが短い方なんじゃないかとは思うのですが、

それでも「いいもん出来たから、早速売ってみたい!」と思っても「売る場所がない」、

というのは作り手としては非常に辛いものがあります。(´;ω;`)


ですが、僕らには「焼津・かまぼこ屋の若旦那衆」という母体があり、

イベントに誘って下さる方もいて下さいます。

そういう場所では新しいものをどんどん発信できる。

しかもうちに限っては直営店まであるし、

普段の仕事で息の長い商品開発と提案をしている分、

そういう機会は出来るだけダイナミックに販売をしたいし、

ダイレクトに反応をもらえる事に喜びを感じます。(∩´∀`)∩


ただ、どちらが良いとか悪いとかじゃなくて、どちらも重要で、

それぞれ「誰に、いくらで、どのくらいの量を売るのか」という事がそもそも違いますから、

なんだかんだ、どちらもきちんと取り組まなきゃいけないわけです。

そして、そのバランスをとる事がとても大事。


有難い事に最近はお土産用商品を取り扱って下さるお店が少しずつですが増えてきて、

そこに対してうちはどんな事ができるのか、どういう風に役に立てるのかな、

という事をよく考えるようになったのですが、

やはり「バランス」が何より大事だな、というところに行きつきました。

誰に、いくらで、何を届けたいのかをハッキリさせることが、

どういった形の取引においても重要だな、と再確認をしているところです。

基本なんですけどね、ほんとに基本。(;´∀`)

でもやっぱり基本が大事。

何やってても基本が絶対ついてまわる。


そんなわけで先日、秋に向けた新製品の試作をしました。

秋っぽい色合い、秋っぽい材料を使った製品。

まだ改良の余地は十分にありますが、なかなか良い感じだと思います。

業務用製品なので、あまり表に出る事はない製品ですが、

こういった製品のノウハウがうちの技術の礎になって、

オリジナル製品に活かされている事も多々あるので、

一つ一つの仕事、製品と向き合う事にムダは一つもありませんね。

しっかり完成させて、秋口からも頑張らにゃあ!٩( ''ω'' )و






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焼津でさつま揚げ、作ってます。

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