勘違い。

「Hazard Analysis Critical Control Point」

という、中二的な視点で見てもカッコいい感じの英語のＨＡＣＣＰ、

通称「ハセップ（ハサップ）」ですが、

ここ数年で私達のような水産加工業界にも手法導入に向けて声が高まり、

「やらなアカンな～」と思いながら勉強会に出たりしてはいましたが、

いよいよ着手する時期がきたようで、

まずは来期からの手法導入に向けて動き始めました。

とは言っても裸一貫で始めるのもなんなので、

保健所の専門の方に指導をいただきながら進めてます。

知識として予習はしてあったので、

資料の作成自体も難航する事もなく進んでいますが、

いかんせん、うちで生産している製品の品数がめちゃ多いので、

製品毎に作るだけで面倒大変という状態です。

自分で考えた「クリスピーコング」の資料が一番メンドクサイ、というね。(笑)

忙しい時期に取り組みが重なって、

なかなかヘビーな時間をしばらく過ごさせてもらっていましたが、

今日でなんとかひと段落つけたので、

あとは来期からの導入実施に向けて、我社のＨＡＣＣＰチーム結成と指導をして、

実践・習慣づけを行っていく事になります。

まぁ、これは年明けてからですね。

今やるにはリアルガチでキツイですハハハー。(笑)

以上の話の中で大事なのが、「手法導入」であって「認証取得」ではない、という点です。

「認証取得」となると、コンサルティングの方が入ったり、

資料提出もあれば審査もあって、それこそ設備の改修なんかも必要になるかもしれませんが、

「手法導入」は資料作成に時間は使いますが、何日も張り付くわけじゃないですし、

全くお金のかからない話です。

じゃないと僕も「やろう！」とはすぐ思いませんでしたし。

そこを勘違いされている方が結構いらっしゃる、

という事で保健所さんも色々説明に廻られているそうです。

とにかく、会社全体の衛生管理や生産工程に対する意識を高める事が重要なので、

取り組みをイヤイヤやるのではなくて、

「これをやる事によって、どんな良い影響があるのか。」

という所を従業員さんといかに上手く共有していくか、ってとこですね。

まぁ、年明けからの話ですが。(笑)

会社が食品工場としてもう一皮剥けて成長できるように、

頑張って取り組みたいと思います。

まぁ、年明けからの（ｒｙ

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