一言いえばいいだけ。だけど。
今日はあえて恥ずかしい話を一つします。
昨日、うちの工場で機械設備の不良による作業ミスがありました。
その結果、少しだけ不良品が出てしまったのですが、
設備不良自体は修繕の対応もできましたし、
作業ミスの原因もわかっていたので解決はしたのです。
でも、たった一つ、
だけど非常に良くなかった事が、
「そういう事があった」という事が発生時点で報告・共有されなかった事。
報・連・相の欠如。
共有されなかったので、結果的に別の作業者の人が不良品の存在に気付いた時に、
「どういう理由でこういう不良品が出たのか?」
という話に、まぁ当然ながらなるわけです。
理由がわからないから、
お客様宛に出荷する商品に、これと同じ不良品が混ざってる可能性はどうなのか?
生産した商品を全て検品しないといけないのか?
とか、CCPの判断もできず、
一時的に場が混乱して作業の流れが止まってしまいました。
たった一言だけ。
「不良品出てしもた!」
という事が共有されていれば、後に続く混乱も無かったはずです。
幸い大事には至らなかったので良かったですが、
ただ、その一言が共有されなかった事は残念ですし、
もしかしたら、従業員さん達がそういう事をすぐに言い出し難い状況、
もしくは、「対応できたし、言わなくても大丈夫かな」と思わせてしまっていたのなら、
それは僕が管理者として至らない部分だったな、という気持ちです。
とても小さな異常でも、
後工程に流れていけば行くほど、事態は大きくなっていきます。
だからホウレンソウが大事なのです!
・・・なんて事は、みんなわかっているはずなんです。
だから、僕がやらなきゃいけない事は、
「わかっていたのに出来なかった理由はなんなのか」
を明らかにする事。
従業員さん達が
「言いたい事も言えないこんな世の中じゃPOISON」的な状態にならないように、
良い事も良くない事も、現場ですぐに共有できる環境に出来ないと、
同じような事が、いつかまた起こってしまうかもしれませんから。
そういう意味では、今回の不備は良い教訓になりました。
あと、自分の至らなさにも改めて気付かされましたし。
ゴールなどありはしませんが、働きやすい環境にしていくための努力は、
こうした事も経験しながら永遠に続けていくしかないんだな、と。
そう思った出来事でした。
でも学ぶ気持ちがあるうちは、必ず良くなっていくはずです。
だからうちの職場環境ももっと良く出来るはず。
POISON的に言えば、
「俺は俺を騙すことなく生きていくOHーOH。」
って事ですね。
いや、違うか。
でも当たってなくもない。
まぁ、いいやPOISONの事は。(笑)
それではまた明日の更新で。<(_ _)>
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